モンテッソーリ教育を知るための本【3選】

モンテッソーリ教育とは何かを調べるために選んだ本の中から、さらに厳選して3冊ご紹介します。
モンテッソーリ教育に関する本はたくさん出版されていますが、選んだ基準は、長年読まれていること、Amazonで評価が多いものです。その厳選した2冊に、もう1冊、マリア・モンテッソーリ自身の言葉でモンテッソーリ教育の核心を知ることができる本を加えました。
『ママ、ひとりでするのを手伝ってね! ーーモンテッソーリの幼児教育ーー』
- 著 者:
- 相良敦子
- 出版社:
- 講談社
- 出版年:
- 1985年6月
1985年の出版から何度も増刷されてきた本です。著者は長年にわたり、モンテッソーリ教育を説明してきた第一人者。本書では、モンテッソーリ自身の基本的な考え方を紹介しながら、モンテッソーリ教育をやさしく解説しています。
〝モンテッソーリ教育を説明してきた第一人者の本〟というのがポイントです。どの本を読むか迷ったら、まず本書を手にとると良さそうです。
『モンテッソーリ教育で子どもの本当の力を引き出す!』
- 著 者:
- 藤崎達宏
- 出版社:
- 三笠書房
- 出版年:
- 2017年11月
著者は、日本モンテッソーリ教育研究所認定教師(0~3歳)・国際モンテッソーリ教育協会認定教師(3~6歳)です。本書では、「超入門」としてモンテッソーリ教育の概要を伝え、子どもの発達段階に沿って子育てのアドバイスをしています。
モンテッソーリ教育の概要と子育てアドバイスがバランスよく簡明にまとめられています。しかも文庫なので手に取りやすいし、持ち運びもラクです。
『1946年ロンドン講義録』
- 著 者:
- マリア・モンテッソーリ
- 編 者:
- アネット・ヘインズ
- 訳 者:
- 中村勇
- 監 修:
- AMI友の会NIPPON
- 出版社:
- 風鳴舎
- 出版年:
- 2016年10月
モンテッソーリ教育の核心をマリア・モンテッソーリ自身の言葉で知ることができます。教育とは生命への援助、吸収する精神、このようなモンテッソーリの考えについてわかりやすく書かれています。
ちなみに、マリア・モンテッソーリの主著と言われているのは『子どもの発見』です。『子どもの発見』は、本当に興味をもった方が手にとる本という印象です。モンテッソーリ教育に興味をもったばかりで、モンテッソーリ自身の言葉でその核心を知りたい方には、『1946年ロンドン講義録』をおすすめします。